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田中兄妹が日本初の世界選手権兄妹代表に

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 体操のNHK杯兼世界選手権代表決定競技会最終日は13日、国立代々木競技場で行われ、田中兄妹が日本初の世界選手権(10月、オランダ・ロッテルダム)兄妹代表となった。男女の個人総合2回目が行われ、兄・和仁(25=徳洲会)は4位で、自動選考される上位3人には入れなかったが、種目別ポイントによる選考で昨年に続いて代表入りし、妹・理恵(23=日体大大学院)は4位で初の代表切符をつかんだ。また、男子は内村航平(21=日体大)が合計275・575点で、女子は鶴見虹子(17=朝日生命ク)が合計173・775点で、ともに2連覇で代表を決めた。

 昨年はかなわなかった兄妹代表が現実となった。1年前、2位で最終日を迎えながら大崩れして代表を逃した理恵は最終種目の床運動をミスなく切り抜けると、両手で顔を覆った。「ドキドキして、平常心でやるのでいっぱいいっぱいでした」。前日の3位から1つ順位は落としたものの、23歳にして初の代表切符。一度は引退して教員の道に進むことを考えたが、大学院に進んで再び追いかけてきた夢をかなえた。

 4月に左足首を痛めた和仁は苦戦したが、得意の平行棒で2日連続トップになり、種目別ポイントで代表入り。「僕が落ちたらシャレにならないと思っていた。昨年も騒がれたので、今年実現してよかった」と面目を保った。理恵は初の大舞台を前に「お兄ちゃんと一緒にいられるのは心強い」と愛らしい笑顔を見せた。

 ◆田中 和仁(たなか・かずひと)1985年(昭60)5月16日、和歌山県生まれの25歳。和歌山北高―日大―徳洲会。元体操選手の父・章二さん(60)の影響で、6歳で体操を始める。昨年の世界選手権個人総合4位、種目別平行棒銅メダル。1メートル66、56キロ。

 ◆田中 理恵(たなか・りえ)1987年(昭62)6月11日、和歌山県生まれの23歳。和歌山北高―日体大―同大学院。6歳で体操を始める。09年ユニバーシアード代表。得意な種目は段違い平行棒と平均台。1メートル56、46キロ。


配信元: Yahoo!ニュース (2010/6/14 7:02)